少しづつ冬が近づいてきて、寒さが増してきましたね。
紫外線の影響も落ち着いてきたこともあって、最近では肌治療を希望される方が増えております。
私自身レーザー関連の講演や執筆、論文を多く行っている関係で肝斑治療も多く行ってきています。
最近では私のこだわりの一つでもある肝斑治療をご希望とされる方が増えています。
”肝斑”という言葉は多くの女性に認知されていますが、肝斑治療に関してはまだまだしっかりと認知されていません。
学会でもまだまだ治療法が確立されていないことも関係しているかと思います。
そんな治療が難しい肝斑治療ですが、ポイントはただ一つ”ゲストと共同で治療を行う”ということです。
シミ治療であれば、経過が順調であれば7〜10日程度でシミが取れてしまします。
ただ、肝斑はそうはいきません。
そもそも肝斑は、非常に刺激に弱くレーザーを使用すると悪化すると言われていました。
非常に繊細な肝斑はレーザーだけでなく、お化粧でも悪化するくらい刺激に弱いです。
時々お見かけするのが、クリニックで肝斑を治療したいけど平日は仕事があるので肝斑はお化粧で隠したいというお話です。
このような方でも、トラネキサム酸という内服が効けば改善することもありますが、肝斑が治療によって良くなる確率は正直低いです´д` ;
ゲストのスキンケアや生活習慣も見直していく必要があります。見直すと言っても手間のかからない生活をするだけなのですが、意外にここが難しいところになります。
ゲストが日々の生活で肌状態を整え、クリニックでは肝斑をさらに落ち着ける治療を行うという共同作業が欠かせません。。
ゲストの日々のケアが整わないと、クリニックの治療で悪化してしうこともあります´д` ;
そんな繊細な肝斑をどのようにコントロールしたらいいのか・・・・
次回はこちらの症例で見てみましょう( ^ ^ )/□