手はケアが行き届きにくく、年齢が現れやすい部位です。シワ、シミを始め、血管が浮き上がってきたり、筋張ってゴツゴツした手を気にされてご相談いただくことが多いです。
【原因と治療】
手は日常生活での使用頻度が多いため、日焼け止めを使用しても取れやすく、またベタつきが気になることからケアを怠りがちになる部位です。そのため紫外線によるダメージを受けやすく、シワやシミが出来やすくなります。
手のしみはレーザーで治療をすることが可能です。ただお顔に比べて、角質が厚いことからしみが取れきれないことがあります。また治療後に色素沈着が起こると長く続きやすいです。手はお顔よりケアを怠りがちですが、治療はお顔よりも難しくなるので、日頃のケア、予防が大切です。
もう一つのエイジングサインとして、血管や靭帯、骨の筋が浮き出て来ることが挙げられます。もともと脂肪が少なく、骨や筋肉の筋が目立つ部位であるため、加齢とともにさらに組織が減り、徐々に骨っぽい手になってきます。治療としては減少した組織を補うためにヒアルロン酸などの注入剤を使用します。