目の下のクマがあると疲れて見えたり目の下の原因になります。これらのタイプは3種類あり、青くま、茶くま、影くまと俗に言われそれぞれ原因が異なります。これら3つのくまは、それぞれ合併していることも多いです。
影クマは目の下の脂肪、そしてたるんだ靭帯が原因です。もともと目の下の脂肪が多い方や老化 とともに脂肪が前方に出てくることで、目の下が膨らんできます。また目の下にある靭帯が緩んで くると、そこで凹みが生じ、段差ができます。治療は目の下の脂肪を取り除く手術や段差を脂肪 注入や注入剤で補填する方法があります。
青クマは血行不良による血液の貯留や皮膚が薄く、筋肉が透けて見えることが原因です。特に影 クマの原因である脂肪が裏側から筋肉を圧迫することで起こりやすくなっています。治療としては血流を良くしたり、皮膚のハリを出すお肌治療、あるいは青みをカモフラージュするような注 入治療を行なっていきます。また手術で目の下の脂肪を取り除くことで改善していきます。
茶クマは摩擦による色素沈着が原因です。花粉症やアトピー性皮膚炎があり、痒みで目の周りを 擦ったり、お化粧など皮膚を摩擦することで、お肌が茶色くなってきます。治療は原因を確認 し、それを取り除くことが最も大切です。その上で外用薬、場合によってはレーザー治療を組み 合わせて治療していきます。クマ治療の中では最も時間を要するのが茶クマです。
《治療メニュー》
◇影クマ → ヒアルロン酸注入 / 手術(経結膜脱脂、脂肪注入)
◇青クマ → レーザー / ベビーコラーゲン / 手術(経結膜脱脂、脂肪注入)
◇茶クマ → 外用 / レーザー